学校で習った短歌や俳句で好きなものを教えて
大江山いく野の道も遠ければまだふみもみず天橋立。最強の言葉遊びで大好きです
青蛙 おのれもペンキ ぬりたてか
芥川龍之介の俳句。一応元ネタがあるようだけど、この親しみやすくて蛙のペタペタした質感が感じられるのがなんとなーく好き。
海を知らぬ少女の前に麦藁帽のわれは両手を広げていたり
寺山修司作。最近Twitterで一般的に知られてる解釈とは全く違った読みをした解釈を紹介するツイートが流れてきて、一層好きになった
二十歳とは ロングヘアーを なびかせて 畏れを知らぬ 春のヴィーナス
みだれ髪の「その子二十 櫛にながるる黒髪の おごりの春の うつくしきかな」を俵万智さんが現代風の短歌に直したもの
両者の歌も素敵なんだけど、それをしようとした発想もすごくてインパクトに残っています
両者の歌も素敵なんだけど、それをしようとした発想もすごくてインパクトに残っています
ただひとつ 惜しみて置きし 白桃の ゆたけきを吾は 食ひをはりけり
なんか短歌を選んでその作品をテーマに作文するみたいな授業があってそこで選んだのがこれだった。桃食いてぇ〜って思ってた(?)
時知らぬ山は富士の嶺(ね)いつとてか 鹿の子まだらに雪の降るらむ
「東下り」の4つある和歌の一つ。
解釈は色々あるだろうけど、ほかの3つは旅をする男が妻や故郷へ向けたシリアスな想いの歌なのに、これだけ純粋に景色に驚いた歌なのが人間らしくて好き
解釈は色々あるだろうけど、ほかの3つは旅をする男が妻や故郷へ向けたシリアスな想いの歌なのに、これだけ純粋に景色に驚いた歌なのが人間らしくて好き
咳をしても一人
これを俳句だと言い張った尾崎放哉もすごい