シバリメ
主に沼地や泥の中に生息する。田んぼに裸足で入ると噛まれることがあり、噛まれると全身が痺れることから、「痺れる」が訛って名前の語源になったと言われている。
セイヨウワダツミ
ワダツミ科の中でも最大級になる種。握り拳大の大きさで飛び回り、17年周期で大量発生することからヨーロッパ東部では「成人する前に一度は体験する悪夢」と言われていた。が、死体を干して潰すと非常な強固な繊維質になることから産業革命時代に乱獲され、絶滅の危機に瀕している。2020年現在レッドリスト入り。
サザエムシ
川縁を歩くと何匹も目にすることができるが、あまり目立たない虫なので注意しないと気づかないことが多い。体のまだら模様がサザエに似ていることからこの名前が付けられた。
アラスカマダラムシ
アメンボのように水面を移動することができ、浮かんでいる虫の死骸を食べる虫です。マダラ模様が水面ではとても目立つため、カラスなどの鳥に捕食され数が減っています。むかしはよく小学校のプールに集まってきてました。
ロリポップカミキリ
ピンク色の体にクリーム色の模様を持つ非常に美しいカミキリムシ。発見当時は新種だと思われていましたが、シロスジカミキリのアルビノの個体であることが判明し、学名もBatocera lineolataに統一されました。
ヨコアルキカラビムシ
カラビムシの仲間で、その名の通り横歩きするのが特徴。奈良時代の文献にも残る、古くから知られた日本固有の虫だが、近年の遺伝子解析により本来は真っ直ぐにしか歩けない虫であると判明し、学会を混乱の渦に叩き落とす。なぜ横歩きができるのか、なぜ横歩きをしているのか、これらの解明はカラビムシ研究者の急務とされる
アカマダラタマゴハムシ