いちおしの青春ミステリ小説を教えて
結末に何処か苦味のあるものが大好物です。青春よりミステリに重点を置いているとなお良いです。できればその小説のあらすじを書いてくださると嬉しいです。
消失グラデーション/長沢樹
樋口真由の"消失"シリーズ第1巻です(3巻までありますが話は繋がっていません)
消失グラデーションは、屋上から転落したはずの少女が姿を消し、樋口真由やバスケ部員らがその真実を明らかにする話です。
消失グラデーションは、屋上から転落したはずの少女が姿を消し、樋口真由やバスケ部員らがその真実を明らかにする話です。
米澤穂信「本と鍵の季節」
図書委員という括りでしか関わりのない男子高校生2人が謎を解いていく話。
友人ほど近くはなく知人ほど遠くない2人の距離感や、他人の人生に関わる苦々しさなど、どこか喉に引っかかるものが散りばめられています。読後のスッキリ感はあまりないですが、そういったものを含めた「学生の若さ」を感じられオススメです。
友人ほど近くはなく知人ほど遠くない2人の距離感や、他人の人生に関わる苦々しさなど、どこか喉に引っかかるものが散りばめられています。読後のスッキリ感はあまりないですが、そういったものを含めた「学生の若さ」を感じられオススメです。
クール・キャンデー/若竹七海
ストーカーの被害にあい重態だった兄嫁が他界し、その同時刻にストーカーも変死。兄に向かった疑いを晴らすために奔走する中学生の渚が主人公のミステリーです。パッと読めるのでぜひ!
早朝始発の殺風景
青崎有吾さんの小説。5つの短編がリンクしている青春ミステリーです。
学校へ行く朝始発に乗った主人公が偶然、話したことのなかった同級生と出会う表題作「早朝始発の殺風景」は特に苦味のある結末だと思います。
青崎有吾さんの「裏染天馬シリーズ」もおすすめです。
学校へ行く朝始発に乗った主人公が偶然、話したことのなかった同級生と出会う表題作「早朝始発の殺風景」は特に苦味のある結末だと思います。
青崎有吾さんの「裏染天馬シリーズ」もおすすめです。
魔球、何者、本と鍵の季節