存在しない小説の好きな一文を教えて
初めてエクレアを食べた時、父の顔が引き攣って見えた - 大正時代の隠れた文豪、浅間秀央の「活命」より
「って事は覇道丸殿、あんた剛蔵の奴に恋してるってことじゃあないか」大五郎の言葉は、明星のようだった。
明治時代の著者不明の男色小説、「俺とお前と」より
人間ってのは地球のオ○ニーなんだ。
瞬間的快楽を無意味にするな。それは君を今、一瞬、たしかに幸福にしたのだ。
人間は地球に比べれば一瞬で消える儚い生き物だが、地球をたしかに幸せにしている。そう考えたら、君の心もそそり立つだろう?
『消欲』ー2053年 上輪萩
人間は地球に比べれば一瞬で消える儚い生き物だが、地球をたしかに幸せにしている。そう考えたら、君の心もそそり立つだろう?
『消欲』ー2053年 上輪萩
「わかった、もういい。帰る」原田が早足で去る。それを追いかけようとした浅見を引き止めた。
浅見も誰も悪くないよ。あいつ本当のところ、どうしていいかわかんなくなって、とりあえず気を引きたくて帰ったんだよ。そんな風なことを、その場の誰かが漏らした。
岡下寛『落陽のアルカディア』
岡下寛『落陽のアルカディア』
西から歩くとき、右手に携えるのが水でなかったらなんだというのだ。
/Dustin Darche 2012年