なぜ空気が水より軽いのかを教えて
空気の方が色んな原子や分子がいっぱい詰まっていて重そうな感じがするのですが、なぜ水のほうが重いのでしょうか?
質問者は理科をあんまり理解できていないので、小学生に伝えるつもりで教えてくださると嬉しいです!
質問者は理科をあんまり理解できていないので、小学生に伝えるつもりで教えてくださると嬉しいです!
分子をトンボだと考えて
体育館に大量のトンボを放つと自由に飛んでくれるけど、大量のトンボを虫籠にギチギチに詰めると羽や体が絡まって上の方以外のほとんどのトンボは飛べずに下で固まる。
広いスペースでは1立方mのあたりにいるトンボは数匹だけど、虫籠だと数万匹以上詰まって重い。
この例だと体育館が空気で、虫籠が水にあたります。
広いスペースでは1立方mのあたりにいるトンボは数匹だけど、虫籠だと数万匹以上詰まって重い。
この例だと体育館が空気で、虫籠が水にあたります。
液体と気体で分子同士の距離が違うから
縦横10メートルの部屋に、それぞれの分子の距離に応じて椅子を並べるとします。
液体部屋:席の間隔1メートル、81席
気体部屋:席の間隔2メートル、25席
ここに、各分子の重さに合わせた体重の人達に満室になるまで座ってもらいます。
水分子:平均体重50キロ
空気分子:平均体重60キロ
(続きます)
液体部屋:席の間隔1メートル、81席
気体部屋:席の間隔2メートル、25席
ここに、各分子の重さに合わせた体重の人達に満室になるまで座ってもらいます。
水分子:平均体重50キロ
空気分子:平均体重60キロ
(続きます)
分子の詰まり具合がどのくらいかと言えば
でかめのランドセル(10L)の中に
水 60000粒の福豆
空気 42粒の枝豆、11粒のトウモロコシ、1粒のポイフル
水 60000粒の福豆
空気 42粒の枝豆、11粒のトウモロコシ、1粒のポイフル
空気はそんなに詰まってないから
液体…分子同士が手を繋いだ状態
気体…分子同士が分離していてそれぞれ自由に飛び交っている状態
気体の方がパーソナルスペースが広いので、同じ体積だけ切り取ると分子の数も少なく軽くなります
ちなみに固体はさらにガッチリと肩を組んでいるようなイメージです
気体…分子同士が分離していてそれぞれ自由に飛び交っている状態
気体の方がパーソナルスペースが広いので、同じ体積だけ切り取ると分子の数も少なく軽くなります
ちなみに固体はさらにガッチリと肩を組んでいるようなイメージです
同じ体積の液体と気体とでは、気体のほうは構成部品の総数が少なく、その隙間が大きいから
空気の構成部品はN2とO2というのが大半なんだけど、実はこれはどちらも水の構成部品H2Oより重い(分子量が順に28、32、18)
なのに空気のほうが軽いのは、空気の状態が気体で水は液体だから。気体だと部品それぞれの動きが部品同士を繋ぐ力を上回っていてばらばらだから、液体の時より隙間が大きくなります。
なのに空気のほうが軽いのは、空気の状態が気体で水は液体だから。気体だと部品それぞれの動きが部品同士を繋ぐ力を上回っていてばらばらだから、液体の時より隙間が大きくなります。
空気の中にも水の成分は含まれてるけど