うだるような夏が体を浸食していく セミを攫った季節が舞い戻ってくる
セミの飲み残しのような人生を 背負って生き続ける僕の身にもなれ
セミが諦めてしまった世界で 一文にもならない懺悔を続けている
思い出などなんの意味もなさない セミの呪いのような寝顔の前では
僕に慰めの機会など与えず セミはただ夏を罰として刻んでいった
セミは二度と僕の元へ帰ってこない
セミが諦めてしまった世界で 一文にもならない懺悔を続けている
思い出などなんの意味もなさない セミの呪いのような寝顔の前では
僕に慰めの機会など与えず セミはただ夏を罰として刻んでいった
セミは二度と僕の元へ帰ってこない
殿堂入りの質問
セミが代は 千代に八千代に