「お嬢様と僕の世界」というない漫画の感想を教えて
美しいお嬢様が冴えない男の"僕"で日々の鬱憤を発散していくSMラブコメ風漫画。
最初は男を奴隷としか見ていなかったお嬢様だが、次第に男の優しさに惹かれていく。
最終回では自分の想いに気が付いたお嬢様が告白をするが、男は「僕が欲しいのは愛ではなく軽蔑の眼差し」と言ってお嬢様の元を離れていく鬱エンド
最初は男を奴隷としか見ていなかったお嬢様だが、次第に男の優しさに惹かれていく。
最終回では自分の想いに気が付いたお嬢様が告白をするが、男は「僕が欲しいのは愛ではなく軽蔑の眼差し」と言ってお嬢様の元を離れていく鬱エンド
男が最後までお嬢様を"お嬢様"としか呼ばなかったのもラストへの伏線だったのかなと思う
一回だけお嬢様に名前で呼ばれたときの男の表情も、「僕にとって、"お嬢様"は"お嬢様"ですよ」という台詞も、後から見ると男がお嬢様との他の関係性を否定しているように思える。
SとMを筆頭として、お嬢様と"僕"が様々な面で対照的に描かれている構造が好きです
タイトルが最初は「お嬢様と僕の二人だけの世界」という意味だったのが、最後には「お嬢様と僕の世界は違う物」という意味になってしまうという演出も良かったです