凍りのくじら/辻村深月
それこそ大学3年のころに読んで辻村ワールドにハマりました。講談社出版の作品では、文庫本の帯に読む順番がのっているのでチェックしてみてください。凍りのくじらは旧順番の1番目なのでオススメです。ラストの展開は何度読んでも泣きます。
聖の青春
5歳の時から病と闘い、29歳でこの世を去った天才棋士村山聖の生き様。村山の人間性とドラマに引き込まれるのはもちろん、将棋の知識がなくても著者の圧倒的な文章力で難なく読めます。
クッツェー『恥辱』
大学教授デヴィッドは、2度の離婚を経験後、娼婦や手近な女性で自分の欲望をうまく処理してきた。だが、軽い気持ちから関係を持った女生徒に告発されると、人生は暗転する。大学は辞任に追い込まれ、同僚や学生からは容赦ない批判を受ける。娘の住む片田舎の農園へと転がりこむが、そこにさえ新たな審判が待ち受けていた
火星に住むつもりかい/伊坂幸太郎
ディストピア小説です。後半の怒涛の伏線回収が最高。読む手が止まらなくなります。
タイトルは読んだらああ!ってなる
タイトルは読んだらああ!ってなる
殺戮にいたる病/我孫子 武丸
お勧めする点を書くとネタバレになるのであまり言えないのですが...どんでん返し系のやつです。(そこそこグロいので注意)
砂の王国
荻原浩さんという作家の小説です。ホームレスが「大地の会」という巨大宗教を0から立ち上げ徐々に大きくしていく話。
序盤コメディ、後半ダウナーシリアスでかなり面白かったです。
序盤コメディ、後半ダウナーシリアスでかなり面白かったです。
日の名残り/カズオ・イシグロ
ものすごい厳格な英国紳士の一人称語りなので、読みやすくはない。けど癖になる文章でハマればがんがん読み進められる。読了後はなんともいえない切なく暖かい気分になる。
烏に単は似合わない