好きなエッセイをアゲて
なんだかエッセイを読みたい気分なので、読んで良かったエッセイを教えて下さい。
妄想浪費/小山薫堂
あのくまモンの生みの親である小山薫堂さんのエッセイ。入院したら京都市長がお見舞いに春画展のカタログを持ってきたり、副社長をダマすために偽ブランドの設定を作ったらマジで伊勢丹に実店舗ができちゃったり、天の上にいそうなお金持ち達のお茶目な一面が見られたりして面白い
ナナメの夕暮れ(文庫版)/若林正恭
人見知り芸人としてテレビに出て世の中に不満を持っていたオードリー若林さんが、年齢を重ねて許容できたり肯定出来ることが増えてきたという内容のエッセイです。文庫版の方には書き下ろしエッセイが書いてあり、本編連載当時からまた月日が経ち変わったことを書かれていて、人間って変化していく生き物だなと感じました。
わたしのマトカ/片桐はいり
女優の片桐はいりさんのフィンランドへの憧れと、実際にフィンランドへ訪れた際の珍道中。好きなことを楽しそうにやっている方のエッセイは読んでて楽しい。エッセイで一番好きです。
ノラや/内田百閒
作者は夏目漱石の末弟子、幻想小説の名手で、『ノラや』は彼が晩年に書いた猫をめぐるエッセイを集めたものです。調子は淡々としていますがその奥から感情が滲み出てくる名文だと思います。中公文庫版は収録エッセイ数少なめで旧仮名遣い、ちくま文庫版は収録数多めで新仮名遣いです。
そういうふうにできている
さくらももこさんの出産エッセイ
帝王切開をすることになり、ついでに盲腸を切って貰えることから出産より盲腸の切除が楽しみになった話が面白くて覚えてる
帝王切開をすることになり、ついでに盲腸を切って貰えることから出産より盲腸の切除が楽しみになった話が面白くて覚えてる
枕草子