国語の教科書で印象に残ってるフレーズをアゲて
漱石の『こころ』のKが言った「向上心のない奴はばかだ」がやけに印象に残っている。
そうかそうかつまり君はそんなやつなんだな
「つまり君は」のところを「つまりくん」と読んだアホがいて、習った当時死ぬほど笑ったのでもうたぶん一生忘れない
しまった。あなが あいて いた。
繭の中はいつまでも夕暮れで、内側から照らす夕焼けの色に赤く光っていた。
安部公房「赤い繭」の終わり際の文。卑屈で自暴自棄になり、心を閉ざした人間の状態をより感覚的に表していて、しばらく忘れられなかった。
だれもつれて行かない!