編集部コメント
「読後感が奇妙・後味が悪い短編小説」のおすすめ作品
京極夏彦の『厭な子供』や、江戸川乱歩の『人間椅子』など、読んだ後に気分が悪くなるような後味の悪さや、何とも言えない奇妙さを感じることのできる短編小説をおすすめしてもらいました。
道尾秀介のゆがんだ子供みたいなのとか…
京極夏彦『幽談』
赤/リチャード・クリスチャン・マシスン
厭な物語に収録されている4頁の短編です。
道に落ちている「なにか」を拾いながら歩く男性。まるで白昼夢から現実に引き戻されるような演出は圧巻です。
この短編集に載っている話はどれも嫌な気持ちになってオススメです。是非。
道に落ちている「なにか」を拾いながら歩く男性。まるで白昼夢から現実に引き戻されるような演出は圧巻です。
この短編集に載っている話はどれも嫌な気持ちになってオススメです。是非。
コンラッド・エイケン「音もなく降る雪、秘密の雪」
薄井ゆうじ「穴」
「ドードー鳥の飼育」という短編集に収録されてた。後味が悪いわけではないけど全体的に奇妙な話だと思う。絶版になってるっぽいから図書館とかの方が置いてるかも。
厭な子供 / 京極夏彦