じつは、わたくしこういうものです
架空の職業の人たちへのインタビュー集。
絶対ない職業なのに、読みながら(あれ、これ本当に架空の話?)と思ってしまうようなリアリティがあって楽しい。
個人的に一番好きなのは、冬の夜だけ開館し、司書の人たちがシチューとコッペパンを出してくれる"冬眠図書館"。
絶対ない職業なのに、読みながら(あれ、これ本当に架空の話?)と思ってしまうようなリアリティがあって楽しい。
個人的に一番好きなのは、冬の夜だけ開館し、司書の人たちがシチューとコッペパンを出してくれる"冬眠図書館"。
殿堂入りの質問
北条民雄「いのちの初夜」
主人公がどうにもならない運命と向き合えるまでの小説。
陰鬱な序盤、グロテスクで少し怖い中盤を経てのじんわりと希望を感じるラストは圧巻。情景描写が本当に好き。