スイミーに対するライバル意識
サイコロはもともと黒い目すらなく、真っ白な立方体であったが、小学生の間で話題となったスイミーを見てライバル意識を燃やし、スイミーとは逆の配色で斑点を生じるよう進化した。今なお進化の最中であり、将来的には白い余白がなくなるであろうと考えられている。
メスだから
サイコロの目は圧倒的にオスの個体が多く、成体の目はオスとメスが20:1の割合で構成された群れを成します。一妻多夫制、所謂ポリアンドリーと呼ばれるシステムになっており、女王目として赤い目は群れのリーダーになるんですね。群れの中でもヒエラルキーがあり、6の目にいる個体が最下層の個体になります。
ノロマは殺されるから
中世ヨーロッパでは召集に遅れた者が王の怒りを買い処刑されることがあったので、サイコロの1=進みが遅いものとして恐れられたことから色が違います。つまりあの赤はノロマな者の血の赤です。
サイコロの中から赤い目の女が覗いているから
目ではなく口
自分以外に誰もいない時にサイコロを振るような音がしたらそれはサイコロが餌を探している時の音。サイコロを手に取った人間は一の目から吸引され咀嚼されてしまう。その時についた血で赤く染まった様が後世に誤って伝わり、一の目が赤く描かれるようになったのだという。
怒りのあまり真っ赤になってる
自分を仲間はずれにしている他の目すべてに対する怒り、そしてこのような理不尽を当然のものとして捉えている全人類への怒りで赤くなった
昔賭博で使われていたときの名残
賽子はもともと今で言う「半丁博打」のために作られたのですが、出目は赤丸一つの目が三面、黒丸2つの出目三面で、赤か黒かを賭けるためのものでした。しかし子供の遊びに使われるようになり、遊びの種類も増える中で、今の形が主流になりました。
泣きはらして赤くなった
かわいそうに…