ヘゴメサマについてなにか情報をアゲて
田舎に移住した兄が行方不明になりました。暮らしていた村の方に聞いても「ヘゴメサマが連れて行った」と言われるばかりで詳しいことを教えていただけません。
ヘゴメサマ(ヘイゴメ?とも聞こえる)のなにか知っている方がいたらよろしくお願いします。
ヘゴメサマ(ヘイゴメ?とも聞こえる)のなにか知っている方がいたらよろしくお願いします。
これはウチの教授から聞いた話なんですが……
「ヘゴ」っていうのはF県のK村で蜘蛛、又は節足動物を指す方言で、それを神様として信仰する文化がそこにはあるんですって。
でね、ヘイゴメ、「塀込め」って意味もあるんだと。マレビト信仰の一種ですか、ソトから来た人間を御神体として塀の中に幽閉し、外に逃がさないとか…。流石にこれはマユツバですがね、ハハ…。
でね、ヘイゴメ、「塀込め」って意味もあるんだと。マレビト信仰の一種ですか、ソトから来た人間を御神体として塀の中に幽閉し、外に逃がさないとか…。流石にこれはマユツバですがね、ハハ…。
その話をすると油をかけなきゃいけなくなる
小5のときに来た転校生に「ヘゴメサマのとこだよね」って話したら「帰ったとき油かけなきゃいけなくなるからあまり言わないで」って制されました。深刻な感じではなくて「油かけるの面倒なんだよね」ってふうでしたけど。
ただの婿入りですよ
父の実家の地方の話ですね。婿入りをそう呼ぶと聞きました(語源の話も普通の幸せな話でした)。言うほど田舎ではないですよー。イオンとか有りますし。ソフトバンクは繋がらないみたいですが。連絡が取れないのはそのせいでは?父の実家の祖父が、地域の事情に詳しいので、よろしければ一緒にもう一度行きませんか?
役目を終えたら帰ってきますよ
兵児女(へごめ)様のことですね。東海地方の一部で防人の神様として祀られている女神様です。
お兄様はよほど頑健な方なんでしょう。兵児女様の元で何年か役目をこなせば元通りに帰ってきますよ。きっと
お兄様はよほど頑健な方なんでしょう。兵児女様の元で何年か役目をこなせば元通りに帰ってきますよ。きっと
妻の実家に行ったとき盗み聞いた話ですが
三年に一度行われる、社で火を焚き吉兆を占う神事があるようです。
地域の人間はその神事の中心となる巫女のことを「ヘゴメサマ」と呼んでいました。紅の面をかけているそうなので、おそらく「丙子面様」という漢字を当てるのでしょう。トランス状態になった様を指すらしく、憑りついた神が「ヘゴメサマ」のようです。
地域の人間はその神事の中心となる巫女のことを「ヘゴメサマ」と呼んでいました。紅の面をかけているそうなので、おそらく「丙子面様」という漢字を当てるのでしょう。トランス状態になった様を指すらしく、憑りついた神が「ヘゴメサマ」のようです。
もしかして、閉護女様のことでしょうか
閉護女様の祀られているほこらに、退けてほしい災いを書いた札と自身の髪の毛を納めることで、閉護女様は死ぬまで自身からその災いを引き離してくださいます
最近では閉護女様の話が若者の間に誤って広まり、札に自分の名前を書いて奉納する者もいるそうです