あえて不完全な状態にされているものが知りたい
線路と線路のつなぎ目は、夏の熱膨張を考慮して少し隙間を開けている、みたいなやつがほかにもあれば知りたいです。
国会議事堂の銅像
国会議事堂の中央広間には4つの台座がありますが銅像は3つ(板垣退助、大隈重信、伊藤博文)しか造られていません。「人選が将来に持ち越された」「『政治に完成はない』ことを表している」などの説があります。
北野天満宮 三光門
三光門という名前がついているのに太陽と月のレリーフしかありません。一説によれば3つめの光は門と本殿の真上に現れる北極星のことだといわれています。「星欠けの三光門」といって北野天満宮七不思議の一つです
パソコンのキーボードの配列
初期のタイプライターはキーを小さなハンマーで叩いて印字する仕組みだったから動作が遅く、早打ちされると壊れる危険性があった。だからわざと利便性に反する並びにして、早く打てないようにしていた
パソコンでもその配列が引き継がれた
パソコンでもその配列が引き継がれた
遮光器土偶
部分的に欠損した状態で出土する事が多いため、何らかの儀式などで敢えて意図的に一部を破壊していたのではないかという説が有力視されています。
電線はわざと弛ませている
これも熱膨張の関係で、張っていると冬に縮んで切れるのだとか。あと雪が積もった時に重みを分散する働きもあったと思います。
また日光東照宮の神厩舎の左右非対称、御水舎の欠けた屋根なども未完成を表しているそうです。あそこそんなんばっかですね。
また日光東照宮の神厩舎の左右非対称、御水舎の欠けた屋根なども未完成を表しているそうです。あそこそんなんばっかですね。
目黒雅叙園の百段階段
百段って言ってるのに実際は九十九段しかない。理由は諸説ある。(完成された数である百から一段減らすことで日本の一歩控えめな文化を表現してるとか、伸びしろを残すことで上を目指し続けることを表してるとか)
ちなみに、この階段は曲がって建てられていて、下からてっぺんが見えない作りになっている。
ちなみに、この階段は曲がって建てられていて、下からてっぺんが見えない作りになっている。
床の間の見返し壁
壁の裏側になっている部分。仕上げの塗りをしないことが多い。理由は諸説ある。(商売繁盛したときに塗って仕上げる、家の悪い「気」がここから出て行けるように通り道をふさがないなど)
日光東照宮の柱