編集部コメント
初心者にもおすすめの現代短歌集!
今まで短歌に触れたことが無い初心者の方にもおすすめできる現代短歌集作品を教えてもらいました!現代人のあるあるを詠った親しみやすい作品ばかりなので、ぜひ一度触れてみてください!
興味があるのですが色々あるので何から読んだらいいかわかりません!教えてください!
つむじ風、ここにあります
木下龍也さんの歌集です。
「飛び降りて死ねない鳥があの窓と決めて速度を上げてゆく午後」
Twitterでたまたま見かけたこの短歌に心をつかまれて以来ファンです。
「飛び降りて死ねない鳥があの窓と決めて速度を上げてゆく午後」
Twitterでたまたま見かけたこの短歌に心をつかまれて以来ファンです。
山田航『桜前線開架宣言』
また、好みは人それぞれですので、知らない人の歌集をいきなり買ってみるよりは、まず何人かの歌が載っている本からお気に入りの歌人を見つけ、著作を買い集めてみることを個人的にはおすすめします。
穂村弘『ラインマーカーズ』
純粋に一番好きな歌人だからというのもありますが、現代短歌を代表するような方なのでとりあえず抑えておくのをおすすめします……。ベスト盤です。
玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ
木下龍也さんと岡野大嗣さんの共著です。ふたりの高校生の視点から、七月の一日から七日までの一週間を描いています。
野口あや子 くびすじの欠片
最初からやり直してください
Twitterバズ短歌といえばこの歌集に収録された『誰ひとりきみの代わりはいないけど上位互換が出回っている』ではないでしょうか。Kindleでも読みやすく入りやすくておすすめです
短歌という爆弾/穂村弘