編集部コメント
オススメの面白いノンフィクション一覧/世界を知る勉強にも
ノンフィクションの映画や本は世界のことを知るきっかけにもなって素敵ですよね。世界の美しい部分だけではなく、悲惨な部分も見られるものもたくさん集まりました。
世界を知りたいので
鈴木大介「老人喰い」
オレオレ詐欺グループのメンバーの人格は凶悪犯罪者というよりむしろ「意識高い系」のバイタリティに溢れた青年たちであるという日本の病理を描いた作品
悩む力 べてるの家の人びと
北海道にある精神障害者のための施設に暮らす人々を取材した本。
生きるということについてものすごく考えさせられる。
私は10回以上読み返してます。
生きるということについてものすごく考えさせられる。
私は10回以上読み返してます。
濱野ちひろ「聖なるズー」
DV被害者である作者が動物性愛者たちとの取材を通し、性とは、愛とは何か?を改めて問い直した作品。馬や鼠をパートナーとする人物など俗っぽい興味がそそられるものの、それ以上に作者と当事者たちの真剣さに心打たれる
『死体は語る』上野正彦
法医学者の上野先生が、死体の声を聞いて殺人事件や事故の真相を追っていく。
こんなタイトルですが、怖くはないのでどなたへもオススメです。
こんなタイトルですが、怖くはないのでどなたへもオススメです。
アポロ13/ジム・ラベル
フェルマーの最終定理
数学の専門的な話は最小限に抑えられ、数学と数学者たちのドラマが描かれています。
最終定理が完全に証明された瞬間の美しさは、読者の胸にも迫ってきます。
最終定理が完全に証明された瞬間の美しさは、読者の胸にも迫ってきます。
漂流記の魅力/吉村昭
1793年、11月に宮城県石巻の港を出て江戸に向かったつもりが途中で嵐に見舞われド冬の海を5ヶ月漂流、アリューシャン列島に流れ着いて現地民に助けられながら帝政ロシアの船に乗せてもらい日本人で初めて世界一周して帰ってくるという若宮丸漂流民の実話まとめ。地続きの異世界転生ものみたいで楽しい。
清水潔「殺人犯はそこにいる」