構成が面白い短編集をアゲて
怪談レストラン。一冊がテーマに沿った怪談話のフルコースになってて好きでした。
ただ話を並べただけではない短編集が知りたいです
ただ話を並べただけではない短編集が知りたいです
人質の朗読会/小川洋子
「異国の地でテロリストの人質になった日本人たちが、夜な夜な語らっていた話が軍によって録音されていた」という設定の短編集です(うまく説明できない)
各話の初めに、語り手の職業や渡航した理由が書かれています
各話の初めに、語り手の職業や渡航した理由が書かれています
満月と近鉄/森見登美彦
終電の神様 / 阿川大樹
フィッシュストーリー/伊坂幸太郎
話として独立してるけど、繋がりがあるタイプの短編集です(伊坂幸太郎さんはその手の短編集が割と多いと思います)。映画も面白いです。
キノの旅
元々短編集のお話ですが、その中の一つの短編の話をさらに前後半に分け、先にオチのある後半の方を巻頭(本当にオチのみで分量的には一ページ分も無いことも)に置き、ラストに前半を持ってくる演出がとられていてめちゃくちゃ好きです
さよなら神様 / 麻耶雄嵩
ブギーポップは笑わない/上遠野浩平
一つの事件を、時系列のずれた複数人の視点から語ることで全体像が見える構成になっている。ある人が語ってた奇妙な事柄が別の人の話で明らかになったり、伏線が結構張られたりしてて面白い
止まりだしたら走らない
別の話がちょっとリンクしていたりします。