時刻は深夜2時。私は目の前の大男に問いかけた。「SCP-1893とか、どうでしょう?」
言い淀む私の顔を、入れ墨を施した大男が覗き込む。その手に握られた得物を一瞥し、また眼を逸らし、私は再び懇願した。
「……何度かページを更新し、ソースコードまで閲覧することを……お勧めしますよ」