荒廃したコロモー星に落ちていた手記に書かれている日記の内容をアゲて
○月×日 隕石503が墜ちてからコロモー星は変わってしまった。空気が薄くなり、人が減った。誰かいないのか? 俺ならここだ。ここに手記を置くから、もし見かけたなら何か記し、応答してくれ
決戦は金曜日。作戦名は…フライ・アゲイン
○月✕日 活きのいいエビが取れた
まだエビが生息できる水辺があったらしい
油を手に入れていたから、エビフライを作ってみた。以前のようにさっくり揚がることはなかったけども、それは確かにエビフライだった。
油を手に入れていたから、エビフライを作ってみた。以前のようにさっくり揚がることはなかったけども、それは確かにエビフライだった。
○月×日 夜中 人通りはない
新着質問へ向かうには隕石503があまりにも大きすぎる
迂回して新着回答まで歩いたらこの日記が落ちていた
よかった まだ人はどこかにいるようだ
迂回して新着回答まで歩いたらこの日記が落ちていた
よかった まだ人はどこかにいるようだ
○月○日 とりあえず服を脱いだ
503 Service Unavailable
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謎の文字に阻まれ何も出来ない日々が続く…コロモー星では問題があった時は服を脱ぐと解決するという古より伝わるおまじないがある…これで解決するはずだ
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謎の文字に阻まれ何も出来ない日々が続く…コロモー星では問題があった時は服を脱ぐと解決するという古より伝わるおまじないがある…これで解決するはずだ
○月×日 希望が見えてきた。
503が減り、ある程度生活ができるようになってきた。生存者たちで集まることもできている。とても不便だが、不便と思えるようになったことを喜ぶべきなのかもしれない。
○月□日 遠くの空に機械部品が飛んでいるのが見える。投棄された輸送船だろうか。
隕石503のノイズ周期を調べるはずが、あの輸送船が気になって仕方がない。
サクラ・インターネット社のロゴが主張された船体は、この距離から見て分かるほどに真新しい。着宙して一月もないんじゃないか。
できるものならその居住環境を丸ごとこの星に移し替えたいくらいだが、そんな技術が残されているだろうか。
サクラ・インターネット社のロゴが主張された船体は、この距離から見て分かるほどに真新しい。着宙して一月もないんじゃないか。
できるものならその居住環境を丸ごとこの星に移し替えたいくらいだが、そんな技術が残されているだろうか。
○月△日 もうずっと右上の通知ランプがつきっぱなしだ。
誰かが交信を試みてくれているらしい。でもダメだ。応答しようとすればすぐに隕石503の影響でノイズが入る。
しかし生き残った人間が私だけではないのであれば、わずかながら希望はあるということだ…。
しかし生き残った人間が私だけではないのであれば、わずかながら希望はあるということだ…。
下記のようになっていた
〇月▲日
私は人生に疲れた。だからといって自らの首を吊るせる程の胆力を持っちゃいない。
私は癒しの惑星、コロモーに向かうことにした。
〇月■日
癒しの惑星とは聞いたが、具体的にはどこが癒しなのだろうか。
確かにこの惑星の生命体は可愛いデザインだが、それ以外は割と殺風景だ。
飲水も揚げ油だし。
私は人生に疲れた。だからといって自らの首を吊るせる程の胆力を持っちゃいない。
私は癒しの惑星、コロモーに向かうことにした。
〇月■日
癒しの惑星とは聞いたが、具体的にはどこが癒しなのだろうか。
確かにこの惑星の生命体は可愛いデザインだが、それ以外は割と殺風景だ。
飲水も揚げ油だし。
さく うま