本格ミステリにおける探偵助手の存在意義とは?
探偵助手いない作品もあるし、フェアを求めれば三人称視点のほうがいいし……とか思うと探偵助手の意義がよくわからなくなってしまいました。助けてください。探偵助手のことは全然嫌いじゃないので怒らないでください。
箔と探偵の個を描くため
助手を連れられるくらいには、探偵の仕事をしていると外部に見せるための箔としての機能と、探偵という個を描くための装置として。(新規に出会った人とすでに親密な人との関係性の差異を描ける)
可能性の否定と読者の目線の役割があります
本格ミステリでは基本的に探偵役の推理がたった一つの真相になるように作られていますが、推理に別解などがあるとあまり本格ミステリとしては良くはありません。
そのため、助手役に別の可能性について喋らせて、探偵役が否定すると言う形で可能性を狭めるパートが必要で、その役割を担っているのだと思います。
そのため、助手役に別の可能性について喋らせて、探偵役が否定すると言う形で可能性を狭めるパートが必要で、その役割を担っているのだと思います。
雑用
二人組のうち探偵は基本有能だけど私生活はクソずぼらなので身の回りの世話をしてくれるといい。あと胸糞悪い事件の時は横にいてくれるだけで落ち着く。
読者の疑問を解決するため