久川凪②
学校裏の林でワクワクを求め冒険に明け暮れた彼女が、そのフィールドを東京に移す。ただそれだけなのだろう。
「でぇじょーぶですよ、私達はズァロモァウです。」
発音が良すぎたが、彼女の言う通り私達は「ズッ友」だ。縁が薄れる事など心配していない。