オススメの小説・エッセイ・漫画「以外の」本を教えて
新書、学術書、写真集、etc…誰かにオススメしたいけど、ジャンルが一般的ではないのですすめにくい…。そんな本を教えてください。
なお、私のおすすめはオモコロチャンネルにも登場した『日本現代怪異事典』(著・朝里樹)です。
なお、私のおすすめはオモコロチャンネルにも登場した『日本現代怪異事典』(著・朝里樹)です。
ヴァギナ
女性器についてこれでもかと書いた大真面目な本。
女性器の繊細さ、ホルモンとの関係、今までの歴史など。
大事な所だからこそ詳しく知って向き合って欲しい。特に女性に。
女性器の繊細さ、ホルモンとの関係、今までの歴史など。
大事な所だからこそ詳しく知って向き合って欲しい。特に女性に。
土門拳『風貌』
戦中から戦後にかけて活躍した写真家が撮った、有名な文学者からあんまり知らない科学者までいろんな人物の写真ひとつひとつに写真家自身の短いエッセイをつけたもの。基本的にエッセイが時代を反映していて面白いのと、エッセイと照らし合わせると写真の見え方もまた違ってきて興味深い。文庫だと全3巻。
チャップリンとヒトラー
わずか4日違いでおなじヨーロッパに生まれ、急拡大した映像メディアをそれぞれの形で掌握して行った2人を対比。
衝撃作「独裁者」をめぐるストーリーを検証していく作品。
事実は小説よりも面白いかも。
衝撃作「独裁者」をめぐるストーリーを検証していく作品。
事実は小説よりも面白いかも。
魂の変容ー心的基礎概念の歴史的構成
中畑正志著
↓以下引用です
p.91『しばしば「理屈では割り切れない」ことを仄めかすために引き合いに出される〈感情〉も、その理由を持っており、また吟味や評価、批判の対象となりうるのである。感情についても、正しい/誤っているという区別、あるいは適切/不適切という評価を語ることが可能なのだ』
↓以下引用です
p.91『しばしば「理屈では割り切れない」ことを仄めかすために引き合いに出される〈感情〉も、その理由を持っており、また吟味や評価、批判の対象となりうるのである。感情についても、正しい/誤っているという区別、あるいは適切/不適切という評価を語ることが可能なのだ』
場面設定類語辞典
フィルムアート社の辞典シリーズは場面や感情の辞典だけでなく具体的にどう物語に落とし込めばいいのかまで書いてあるので本当に創作のおともとして完璧
中欧怪奇紀行
赤城毅と田中芳樹による対談版。
実際に紀行しているわけではなく中欧のオカルトに造詣の深い両氏がその幅広い知識でもって与太話をしているという内容。
吸血鬼ってロリコンだよね、とか。
両氏の短編も2本載っているので読み応えもあり、程よい知識欲も満たされ好きな本です。
実際に紀行しているわけではなく中欧のオカルトに造詣の深い両氏がその幅広い知識でもって与太話をしているという内容。
吸血鬼ってロリコンだよね、とか。
両氏の短編も2本載っているので読み応えもあり、程よい知識欲も満たされ好きな本です。
完全なる証明:100万ドルを拒否した天才数学者
マーシャ・ガッセン著
数学者グリゴリー・ペレルマンについて、彼と同時代に同様の教育を受けていた著者が周囲に取材して書いた評伝
旧ソ連での数学のエリート教育のこととかがかなり詳細に書いてあって読みごたえあります
数学者グリゴリー・ペレルマンについて、彼と同時代に同様の教育を受けていた著者が周囲に取材して書いた評伝
旧ソ連での数学のエリート教育のこととかがかなり詳細に書いてあって読みごたえあります
『マリノフスキー日記』
(引用)現代人類学の創始者が綴った、心のフィールド・ノート。原住民に対する苛立ち、郷愁、絶望、幻想への逃避…。〈安楽椅子の人類学〉をのりこえ、フィールドで格闘するひとりの人間のドキュメントが、人類学の根底を問い直す。
ラルース世界ことわざ名言辞典
コロモーで普通のことの後ろに(国名)ってつけるとそれっぽい的な質問がアガっていましたが、そういうのがめちゃくちゃ載ってる本です
十三世紀のハローワーク
論文も真っ青レベルで本当に沢山の文献を参考にされており、ほぼ全ページに可愛らしい絵が沢山で誰にもわかりやすいです。安すぎる名書だと思います。
オリキャラの設定資料なんかにも非常に優秀なので、十三世紀のファンや創作作家様におすすめです。