社会学って何を学ぶのかを教えて
上り階段と下り階段がくっついた絵があって、意味は無いけど階段としての機能は果たしてるとか、同じ手鏡でもキャラクターの絵があると価値が高い。みたいな話を聞いたんですが、合ってますか?
社会を学ぶ、というより「社会的なもの」を学ぶ
たとえば「俺は独身で男で軍人だから自殺しよう」などと思う人は一人もいないのに、なぜか独身、男、軍人は自殺率が高い。自殺という最も個人的な行為すら「社会」が力を加えているとしか言いようがない(デュルケム『自殺論』)。
統計、インタビュー、史料、何を使うにせよ個人と社会構造の繋がりを分析するのが社会学。
統計、インタビュー、史料、何を使うにせよ個人と社会構造の繋がりを分析するのが社会学。
社会の仕組みを研究する学問
階段の例はわかりませんが、手鏡の例は経済学に当てはまると思います。
社会学は、一例を挙げると、キリスト教(プロテスタント)の考え方が資本主義の発展を進めたことを実際のデータを用いて説明する、みたいな学問です。
社会学は、一例を挙げると、キリスト教(プロテスタント)の考え方が資本主義の発展を進めたことを実際のデータを用いて説明する、みたいな学問です。
社会にまつわるいろいろな法則を探す学問
人間の人格ってどうやって形成されるんだろう?とか、理想の組織ってどんな組織だろう?とか、犯罪はどうして起きるんだろう…とか。
社会って構造や機能にいろいろな問題を抱えているけど、なにか法則が見つかれば解決の糸口になるかも!ということかな
社会って構造や機能にいろいろな問題を抱えているけど、なにか法則が見つかれば解決の糸口になるかも!ということかな
事象をなんでもでっかい目線で見る学問
それを個人的な感想ではなく、オモコロファンってどんな人が多い?→なんでそういう属性のファンが多いのか?→オタク文化の変遷みたいに広い視野で分析していくのが社会学なんだと思います