犯罪捜査の心理学
プロファイリングの手法を記した前半部分と犯罪者の行動や生い立ちの傾向を記した後半部分といったように単元毎に分かれているので欲しい情報を直ぐに得やすい。すぐ全部読めちゃうくらいには面白かったです。
時雨沢恵一『レイの世界』
『キノの旅』で有名な時雨沢先生×黒星紅白先生のタッグではじまった新しいプロジェクト…らしいです
サクッと読めておもしろかった
サクッと読めておもしろかった
リカーシブル/米澤穂信
『氷菓』で有名な米澤穂信先生の単発の長編です。地域の伝承に関する謎解きと不穏な雰囲気の地方都市という舞台とがうまく噛み合っていて面白いです。
太陽と乙女/森見登美彦
森見さんのエッセイや書評などを集めた本です。
小説とかだと読む前に気合を入れないといけないけど、これはめっちゃ気楽に活字に触れられるので気に入ってます。
小説とかだと読む前に気合を入れないといけないけど、これはめっちゃ気楽に活字に触れられるので気に入ってます。
朝が来る/辻村深月
家族の形をめぐる話。メイン視点となる母親たち二人の対比が素晴らしく、読み進めていくごとに登場人物の解像度が上がり感情が徐々に変化する。ただ所々救いが無さすぎて辛くなる(一応ハッピーエンド)
標本バカ/川田伸一郎
国立科学博物館のモグラ博士である川田先生のエッセイです。
クジラを解体したりゾウを解体したり、解体しすぎてテニス肘になったり、ヌートリアの曲を作ったり、研究者以外は知らないような世界の話を読めるので面白かったです。
クジラを解体したりゾウを解体したり、解体しすぎてテニス肘になったり、ヌートリアの曲を作ったり、研究者以外は知らないような世界の話を読めるので面白かったです。
『地図のない場所で眠りたい』高野秀行・角幡唯介
早稲田大学探検部の先輩・後輩同士の対談本。
現代は未知・未開の地がほとんど無く、自他に「これは探検(冒険)です」と認めさせるために説明が必要で、探検部はその詭弁にもとれる説明を書くから、必然文章力が上がる!って話のとこが面白かった
現代は未知・未開の地がほとんど無く、自他に「これは探検(冒険)です」と認めさせるために説明が必要で、探検部はその詭弁にもとれる説明を書くから、必然文章力が上がる!って話のとこが面白かった
天外魔境I・II架話 髑髏譚
20年以上前のゲームを、今さらノベライズ化。しかもゲーム中のキャラが大量に登場するがゲーム自体の内容とはほぼ全くかぶらない。密教用語や歴史用語も入り乱れてて、いちいち章末の解説読まないと理解が追いつかない。一体誰に向けて買いた本なのか理解に苦しむが俺は好きだぞ
完全教祖マニュアル