こう見えて元タカラジェンヌです
現役時代「情報量が多いおじさん」を演じることに定評があった天真みちるさんのエッセイ本。人見知りでシャイ→宴会中盤で話題が尽きたときの沈黙に耐えられない…→そうだ、宴会芸披露だ!となる発想の斜め上ジャンプがそこかしこに見えて面白い。繊細な感性+天真爛漫を両立するとこうなるのか!というエピソードが満載。
禁忌習俗事典 タブーの民俗学手帳
日本の様々な地域で伝わるタブーに関する奇妙な言葉を集め、解説した民俗事典です。「鍛冶屋をする:墓掘りに使った鍬などを直ぐに火に焼いて穢れを清める(土佐)」といった、穢れ・忌み・祟りなど目に見えない何かを恐れた結果、それらへの対処法が生活や言伝に組み込まれていったのが分かり、興味深いです。
天外魔境I・II架話 髑髏譚
20年以上前のゲームを、今さらノベライズ化。しかもゲーム中のキャラが大量に登場するがゲーム自体の内容とはほぼ全くかぶらない。密教用語や歴史用語も入り乱れてて、いちいち章末の解説読まないと理解が追いつかない。一体誰に向けて買いた本なのか理解に苦しむが俺は好きだぞ
時雨沢恵一『レイの世界』
『キノの旅』で有名な時雨沢先生×黒星紅白先生のタッグではじまった新しいプロジェクト…らしいです
サクッと読めておもしろかった
サクッと読めておもしろかった
犯罪捜査の心理学
プロファイリングの手法を記した前半部分と犯罪者の行動や生い立ちの傾向を記した後半部分といったように単元毎に分かれているので欲しい情報を直ぐに得やすい。すぐ全部読めちゃうくらいには面白かったです。
生命式/村田 沙耶香