編集部コメント
えっこれも!?学者ジョークで命名された学術用語集
学術用語には固いイメージを抱いてしまいがちですが、ジョークや言葉遊びで命名されたものがたくさんあります。みんなが知っているあの言葉も学者ジョーク!?
サザンブロッティングに対するノーザン・ウェスタンブロッティングとかありますが、他にもあるんでしょうか
ソニック・ヘッジホッグ
(ジョークというかなんというかですが)
ヘッジホッグ遺伝子のひとつ。機能とかの詳細は割愛しますが以下由来Wikipediaより引用
>発見者がファンだった家庭用ゲーム機セガ・ジェネシス(日本でのメガドライブ)のキャラクター「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」から名づけられた
ヘッジホッグ遺伝子のひとつ。機能とかの詳細は割愛しますが以下由来Wikipediaより引用
>発見者がファンだった家庭用ゲーム機セガ・ジェネシス(日本でのメガドライブ)のキャラクター「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」から名づけられた
bose(毛が見られない→坊主)
ハエの遺伝子の名前。他にもmusasi, satori, hamletなどコードする形質にちなんで名前を付ける伝統がある。研究者たちのユーモアが試される。
PEPC (ペプシ)
グルコースをエネルギーに変換していく過程で超重要な酵素。ホスホエノールピルビン酸カルボキシキナーゼの略なので、意図的ではないかも
ニンジャカラスザメ
全身が真っ黒で深海ではかすかに発光するサメですが、発見者の親戚の子供たちの意見により、英名が ”Ninja lanternshark” になりました
さらに、学名(種小名)は映画「ジョーズ」の原作者であるピーター・ベンチリー氏から取られています
さらに、学名(種小名)は映画「ジョーズ」の原作者であるピーター・ベンチリー氏から取られています
marie kondo 酵素
こんまりメソッドで有名な近藤麻理恵さんが元ネタ。ショウジョウバエの胚で、自力でタンパク質合成ができるようになった途端に母親由来のタンパク質を破壊する機能の酵素に名前がつけられたらしい。
コピーレフト
著作物の自由な利用・改変・再配布を認め、また、そこから派生した著作物についてこれらの行為を制限してはならないとする考え方。コピーライト(著作権)に対するものです
ビッグバン
最初は「はいはい、あの『ドカーン説』ねwwww宇宙の始まりが大爆発なわけねえだろwww」って嘲笑う意図でつけられたbig bangがそのまま使われてる
ブラケット記法
量子力学状態の記法の一つ
ブラベクトルとケットベクトルを合体させるとブラケット(英語で括弧の意)になる
何気に上手いこと設定されてたりするが、初見では何がしたいのかよく分からないことで有名
ブラベクトルとケットベクトルを合体させるとブラケット(英語で括弧の意)になる
何気に上手いこと設定されてたりするが、初見では何がしたいのかよく分からないことで有名
グロタンディーク素数
学術用語というかただのいじりですが、数学者グロタンディークが講演時に「具体的な素数の例」として57を上げてしまったことから57がグロタンディーク素数と言われることがあります
エマープ
語源は素数の英語訳の逆さ読み(Prime→Emirp)