古代中国で行われていたという武人登用試験、「科拳」について知っていることを教えて
科拳用のコロシアムは当時の人々の数少ない娯楽だったらしいですね
ある年の首位合格者の気合で雨雲が吹き散らされて光が差したという故事から「破天荒」という言葉が生まれた
他にも、別の年の首位合格者は自分を取り巻く全方位の敵を気だけで圧し飛ばしたことから「圧巻」、出場のため上京した後の達人が掌底と突きのどちらが最善手かを一瞬で何百通りも検討したことから「推敲」、合格のために滝を駆け登る修行が行われたことから「登龍門」など、科拳にまつわる故事成語はたくさんあります。
上位3名に称号が与えられる
1位の者は「これ以上強い者はいない」事から「上限」と呼ばれる
ちなみに、2位は「暴岩」、3位は「啖呵」
現代の中国でも、試験をトップ3で合格した者にこれらの称号が使われる事もある
ちなみに、2位は「暴岩」、3位は「啖呵」
現代の中国でも、試験をトップ3で合格した者にこれらの称号が使われる事もある
時の皇帝に禁止された幻の拳法。民明書房刊「中国幻の拳法と消えた文化」
本でさらっと読んだだけですが時の皇帝に謀反の疑いをかけられ処刑された創始者が当時始まったばかりの公務員試験の問題集に見せかけて指南書を残したそうです。問題集と間違えて読んだ者は皆、試験には落ちたが最強の拳法家として名を残したとか
受かったら虎になるらしい