玉の緒よ 絶えなば絶えね ながらへば 忍ぶることの 弱りもぞする
私のこの恋が人に知られるくらいなら死んでしまえばいい(これ以上生きていたらこの恋心を隠し続けられないかもしれないから)
という、秘密の恋を隠す苛烈な感情がとても情熱的で素敵だと思った
という、秘密の恋を隠す苛烈な感情がとても情熱的で素敵だと思った
恋ひ恋ひて たまさかに逢ひて寝たる夜の夢は いかが見る さしさしきしと 抱くとこそ見れ
恋こがれて たまに逢って寝る夜の夢はどんな風 手をさし手を取りひしと抱くと見る
『梁塵秘抄』という後白河法皇の時代の今様集の中の作品です。他にもいっぱい美しい歌あっておすすめです!!
『梁塵秘抄』という後白河法皇の時代の今様集の中の作品です。他にもいっぱい美しい歌あっておすすめです!!
嘆けとて 月やはものを 思はする かこち顔なる わが涙かな
月見てたら涙出てくるんだけど月が嘆けって言ってるのかなあ〜。(ほんとは恋のせいだけど)月のせいってことにして泣いちゃお。って感じでかわいい(?)
忘るなよほどは雲ゐになりぬとも 空ゆく月のめぐり逢ふまで(伊勢物語)
儚くてなんか現代的で好きですこれ
古典てなんていうか心情や比喩の表現が素敵ですよね
古典てなんていうか心情や比喩の表現が素敵ですよね
月やあらぬ 春や昔の春ならぬ 我が身一つはもとの身にして
在原業平
昔の恋人の家に行ったらすっかり荒れ果ててて、しみじみしちゃった業平くんが詠んだ歌。
在原業平は恋の歌多いしいいぞ
昔の恋人の家に行ったらすっかり荒れ果ててて、しみじみしちゃった業平くんが詠んだ歌。
在原業平は恋の歌多いしいいぞ
物おもへば 沢の蛍も わが身より あくがれいづる 魂(たま)かとぞみる